Acupuncture & Moxibustion / Bone setting

院長ブログ

自律神経症状 うつ傾向 (本日のロアン鍼灸整骨院の施術から)

自律神経系・不定愁訴

胃腸の不調・不眠・全身の倦怠感・うつ傾向に悩む方からご予約の連絡を頂きました。

 

(患者)

30代 女性

 

(主訴)

全身の倦怠感が強く、肩が異様に凝る。

食欲があまりなく、常に腹部が重い感じがする。

寝つきが悪く、寝ても途中で目が覚めてしまう。

やる気が出ない。

 

(既往歴)

10代 右小指骨折

0代 胃潰瘍

 

(現病歴)

月経前症候群(PMS

 

(姿勢アライメント)

骨盤軽度前傾位で頚椎の前傾減少、上部胸椎後弯増強

 

(理学的徒手検査)

ジャクソンテスト陰性

スパーリングテスト陰性

頚肩部、背部、腰部の緊張強い

股関節内転可動域減少(左右)

 

この方は、半年ほど前より体調が優れず、仕事に行くのもしんどいとの事。

特に精神的なきっかけがあった訳ではないとの事ですが、その辺は不明です。

実は、現在このような症状の方が増えています。

自分ではどうする事も出来ない気分の変調や自律神経失調症様の症状、また、身体の各部位の痛みや痺れを伴っている方もいらっしゃいます。

これらには環境の問題が大きく絡んでいます。

残念ながら、日本の環境状態はあまり良くありません。

中国からのPM(化学物質を含んだ黄砂)にさらされ、放射能の問題、規制の緩い食品添加物、規制の緩い電磁波の問題など。

そこに加え、多量に打たされる例の注射。

これらの問題を厚生労働省などのホームページで調べると、生体に対して問題のないレベル、または直ちに問題が出るわけではないので安心してよいという内容が多く見受けられます。

ところで、ここで言われる生体に対する問題とは何を指していると思いますか?

これらの実験で使われるのでは、もちろん人間ではなくネズミです。

そして問題が生じる事のメインは癌(腫瘍)ができるかどうかです。

つまり、生体に対して問題がないとは、ネズミに癌が出来なかったから安心して下さいと言う事なのです。

はたして、私たち人間の病気は癌だけなのでしょうか?

 

例の注射に関しては、最近ようやく様々な国の免疫学者からその有効性が疑問視され、心筋炎のリスクなど危険性が指摘され始めてきました。

それらの目立ったリスクもそうですが、実は今まで存在していた日本の環境の問題と、例の注射の内容物が新たな生体の変化を生じさせている可能性が高いのです。

なんだか回りくどく不明瞭な書き方ですが、ブログでは色々な事情がありこれ以上は書けないんです・・・。

まあ、陰謀論っぽくなってしまいますが、現実的に病院に行っても治らない、意味がわからない症状の方が確実に増えている事は事実です。

 

この方の身体に何が起きているかオステオパシーによる全身評価で調べて行きます。

 

 

(オステオパシー的評価)

 体全体が右回旋を生じている

腹膜は下方に回旋し胸膜は上方に回旋

後頭骨は圧縮され上方に回旋

左腸骨上方剪断

右卵巣周囲にテンション

脳内の神経核(視床・視床下部 乳頭体 大脳基底核)

 

身体をオステオパシー的に調べると様々な問題が見えてきます。

上記は今回の治療でキーとなる箇所をピックアップしました。

体の膜に正常ではない捻じれを生じており、それが全身に影響を与えています。

また、左右ある腸骨という骨盤を構成する骨の左側が上方に上がっています。

この状態は体の内部も上方にずれる力が加わっていることも示唆されます。

脳の内部にある神経が密に集まる所では動きの制限が生じています。

ちなみにMRIで診てもこの変化は解りません。

なぜならMRIは動きを診る機械ではありませんし、そしてその動きはとても些細であり、検査機器がないのです。

これら神経核は非常に重要で、ホルモンや自律神経系、また感覚や情動などにも大きな影響を与えます。

これらの異常をオステオパシーによるテクニックで修正していきます。

 

(施術 オステオパシーによる整体・矯正)

上記病変に対し、オステオパシーによる施術。

施術後、目がはっきりし、見るものが明るくなり、漠然とした心の重い感じ、引っ掛かりを感じないとの事。

そして問診時伝えていなかった右股関節の違和感が消失しているとおっしゃっておりました。

 

そして身体を安定させていくためには施術回数が必要であり、身体が悪い状態へすぐ引き戻されることが無いよう自分で環境に対して出来る事を伝え、この日の施術を終了しました。

 

 

東京・中野の整体・整骨と鍼灸 ロアン鍼灸整骨院 院長