Acupuncture & Moxibustion / Bone setting

スタッフブログ

腰部椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛 その1 (本日のロアン鍼灸整骨院の施術から)

2か月前に腰部椎間板ヘルニアと診断され、

痛みと痺れが治まらなければ手術と言われた方が、

以前当院に来院されていた患者さんのご紹介でいらっしゃいました。

 

坐骨神経痛のような左足の痺れと腰と臀部の痛みがあり、

日常生活を送る上で、症状を無視する事が出来なくなってきたのと、

できるだけ手術はしたくないとの事で来院されました。

 

(患者)

42歳 女性

(主訴)

3か月ほど前より左坐骨神経痛が出現し、

臀部、大腿部の後面、膝下の前面、足部の外側に痺れが出ている。 腰痛あり。

3か月前よりも症状は悪化傾向にある。

(既往歴)

15歳 左脛骨外側部骨折

35歳 子宮筋腫

(現病歴) 特になし

(姿勢アライメント)

骨盤後傾位 腰部前弯減少

(理学的徒手検査)

体幹前屈時に症状の悪化

左SLR40度で陽性

左エンハンステスト陽性

左アキレス腱反射減弱

つま先立ち、踵立ち時に左は力が入りづらい

 

病院にヘルニアとの診断を受けていらっしゃいましたが、念のため一般的な徒手検査で再確認しました。

明らかに、左の腰椎の5番目と仙骨の1番目の間の椎間板に問題がありそうです。

3か月前に比べて症状は悪化しており、

手術するかも知れないとの事でしたが、

歩行等はまだまだしっかりしていますので、

取り敢えずはマニピュレーションで軽減できる可能性がありそうでした。

 

また、画像でヘルニアと診断されても、

腰の神経は馬尾神経といわれ、

馬のしっぽの毛のようになっており、

椎間板から飛び出た髄核が直接神経を圧迫することは少なく、

むしろ硬膜外静脈のうっ滞による神経の血行不良等が

原因となっている場合が多いようです。

 

この事は、私も何例も椎間板ヘルニアの方の施術をさせて頂きましたが、

マニピュレーションで症状が軽減したものの、

像上ではヘルニアがそのまま存在しているということからも頷けます。

 

オステオパシーによる整体や矯正に使用される

マニピュレーション(徒手療法)によって

腰部における神経の動静脈流を回復させることにより

神経痛は軽減し、飛び出た髄核自体はそのまま。

そして飛び出た髄核自体は

マクロファージなどのお掃除細胞により少しづつ消失していくという訳です。

 

ただし、医師が手術を勧めてきた以上は、

飛び出た髄核が非常に大きいか、

飛び出ている位置が悪く神経に直接触れている可能性もあるため、

その事も含め説明させて頂き、

数回施術行って全く変化がなく、

悪化していくようであれば手術も検討して下さいと伝えました。

 

その後に、ロアン鍼灸整骨院ではオステオパシーによる全身の評価を行い、

腰の椎間板から髄核が飛び出し、

ヘルニアになってしまった原因を探していきます。

 

(オステオパシー的評価)

左寛骨上方剪断

S状結腸に制限

肝膜制限

横隔膜制限

心膜制限

心臓弁(大動脈弁及び肺動脈弁)に制限

右第1~9肋骨前方肋骨

頭蓋骨SBS(蝶形後頭底結合)圧縮および左側方ストレイン

左側頭骨制限

 

オステオパシーによる全身評価は以上でした。

腰部椎間板ヘルニアによる腰痛・坐骨神経痛に対する、

オステオパシーによる全身評価と整体・矯正の続きは次回のブログで。

 

中野の整体・整骨と鍼灸 ロアン鍼灸整骨院 院長