Acupuncture & Moxibustion / Bone setting

院長ブログ

慢性的な頭痛・肩コリ・背中のコリと痛み その2 (本日のロアン鍼灸整骨院の施術から)

頭・首・肩・背中の痛み・障害

前回は問診から考えられる身体の状態が中心の内容でした。

問診後は身体の検査・評価に移ります。

 

(アライメント)

胸椎後弯減少

頚椎前弯減少

 

ストレートネックの方は、

一般的には胸椎が過後弯し僧帽筋の中、下繊維の筋力低下と共に猫背姿勢になる事が多く、骨盤及び腰椎のアライメント不良も伴います。

この方の場合は、胸椎は逆に生理的後弯が減少して、真っ直ぐな背骨の上にそのまま首の骨が乗っているような状態でした。

背骨には頚椎、胸椎、腰椎とそれぞれの生理的な弯曲があり、その弯曲がクッションのように働き、頭の重さなどの負荷を逃しています。

この姿勢ではクッションが効かないため首や背中の関節に負担が掛かり、そこから出てくる神経の支配筋肉を興奮させ過緊張を起こし、慢性的な肩コリや背中のコリ、頭痛を引き起こす可能性があります。

実は最近、この様に胸椎の前弯が減少して慢性的な症状を訴えている人が増えています。

 

何が胸椎の減少をもたらしているのか?

 

その原因がオステオパシーによる全身評価で判明する事が多々あります。

 

(オステオパシー的評価)

第5頚椎〜第5胸椎可動制限

右第1〜第5肋骨前方変位

心臓弁及び心椎骨靭帯、心膜内臓靭帯制限

横隔膜制限

 

この方の身体を詳細に調べると、心臓を中心に頚椎、胸椎、肋骨、横隔膜に異常な緊張がある事が分かりました。

心臓は胸の部分に肺に挟まれる様に存在していますが、頚椎や横隔膜、胸骨などに靭帯で付着し、その位置を保っています。

心臓の弁や心臓表面の膜である心膜に過度な緊張があると、それらの靭帯にも緊張が波及します。

そして頚椎や胸椎、肋骨を引っ張る事になるのです。

その結果、頚椎や胸椎の動きは悪くなり、その間から出てくる脊髄神経が興奮し、肩や背中の筋肉が過緊張を起こすのです。

また、横隔膜も制限をうけているので呼吸も浅くなります。

呼吸が浅くなれば、血液中の酸素量は減り、細胞は元気が無くなります。

その事も症状が慢性化する原因の1つです。

 

心臓の弁や膜、靭帯が制限を起こす理由は何なのか?

 

理由は様々ありますが、1番の原因は電磁波と言われています。

全ての電磁波は大なり小なり人体にとって有害ですが、5Gの電磁波は特に人体に強い影響を与えるようです。

 

電磁波が原因?

そんなはずないでしょ?

そんな危険な物を国が許可するはずないよ!

 

電磁波が人体に悪影響を及ぼすなんて言うと、この様な声が聞こえてきそうです。

実際私も以前はそう思っていまし、それ以前に電磁波が人体に与える影響など何も考えていませんでした。

ただし、電磁波と病気に関する論文が多数存在するのも事実ですし、

ヨーロッパでは5Gの使用を制限している国もあります。

そして日本は世界的にも電磁波の規制が緩いのもまた事実なのです。

 

有害な電磁波から身体を守る事は出来るのか?

 

これはとても難しいと言えるでしょう。

何故なら全ての電子機器は電磁波を発していますし、情報を運ぶ電波も、目に見えないだけで私達が生活している空間を行き交っています。

 

では、どうしたら良いのか?

 

スマホ等の長時間の使用は避ける事等は勿論ですが、その他の身体にとっての有害因子に目を向けることも大切かも知れません。

電磁波、空気中の化学物質、食品に含まれる化学的添加物などが有害物質としてあげられ、

私達は常にこれらに晒されています。

これらの物質が相乗的に身体にダメージを与え続けているとも考えられます。

その中で、唯一自分たちで選択できるのが食品です。

化学物質をなるべく使用していない、自然な物を選択することです。

食べた食品から私達の細胞一つ一つが作られ、身体を構成しているのです。

 

因み私は、ここ数年食品はなるべく添加物の少ない物を選び、無農薬玄米を軸に、オメガ3オイル、マグネシウムは毎日積極的に摂取しています。

足りない栄養素はサプリメントで補っています。

そしてあまり食品に関してギスギスするのもストレスですので、たまには生クリームたっぷりのケーキとかも食べちゃいます。

普段は意識的に良質な食品を選択し、たまには食べたいと思った悪いものを嗜好品として美味しく頂く。

私はこのようなスタンスで、食生活を改善しています。

 

その3に続きます。

 

東京・中野の整体・整骨・鍼灸 ロアン鍼灸整骨院 院長