Acupuncture & Moxibustion / Bone setting

施術案内

頭痛

頭痛の種類により施術方法は異なります。

頭痛

原因

頭痛には頚原性頭痛、片頭痛、緊張性頭痛などがあります。
頚原性頭痛は、首の筋骨格系の機能障害に由来し、主に片側性に現れます。筋肉の過緊張、首の可動性の低下があり、動かすと悪化します。

片頭痛は片側だけでなく両側性に出現する事が多く、顔面や目の奥の痛みを伴う事もあります。これは脳の血管が急激に拡張して生じた炎症性の物質が、三叉神経を刺激する事が原因です。頭痛の前に閃輝(目の前がキラキラする)暗点(物が見えにくくなる)や、めまいなどが現れる場合があります。マッサージなどで血行が良くなると逆に悪化します。

緊張性頭痛は頭が締め付けられるよう頭痛です。このタイプが最も多い頭痛です。
原因は頭や首の周りの筋肉の過緊張(コリ)や肉体的・精神的ストレスによるものです。

放置すると

痛みによる精神的ストレスにより、痛みはさらに増悪します。また、痛みのため生活の質が低下したり、活動的でなくなる方もいます。

ロアン鍼灸整骨院の施術方法

骨盤・背骨などの機能障害により身体のゆがみが起こり、代償不全(※)に陥ることで頭痛を生じるため、オステオパシー施術やFPNバランス調整で根本的な改善をおこないます。またオステオパシー施術やFPNバランス調整には、頚原性頭痛に対しては関節可動制限や筋膜の制限を改善するためのアプローチ、片頭痛に対しては胸椎・頚椎の調整によって交感神経と副交感神経のバランスを改善する自律神経系へのアプローチ、緊張性頭痛に対しては、関節の機能障害や硬くなった筋肉へのアプローチも含まれます。

※筋骨格系の代償不全
身体に異常が出現しそのバランスが崩れた時に、人体に備わっているホメオスタシスメカニズム(身体を一定に保つ機能)により、筋骨格の機能や構造を犠牲にして再度バランスを取ります。これを代償と言います。代償された状態が慢性化し、犠牲になっている組織に過度な負担が掛り続けると、ついにはバランスが保てなくなります。この状態を代償不全と言い、痛みやシビレなどの症状が出現します。